色・質感・大きさ・形・材質……手軽にできて、いろいろなイメージをかなえてくれるタイル。
タイルを使えば、アイディア次第で、お部屋やおうちをさまざまに彩ることができます。
「でも、タイルを貼るとお掃除が大変そう……」
「かえって汚れが目立ってしまうのでは?」
「雰囲気が古臭くなっちゃったら困るなぁ」
こういったお悩みを抱いている方も多いのではないでしょうか?
今回は、お部屋にタイルを設置する際のいろいろなポイントについて、お伝えしていきたいと思います!
タイル選びのポイント
まず、重要な点は2つです。
1.タイルの種類を選ぶ
使用する場所や用途によって、材質を変えることが大切です。
色選びはもちろん、材質やサイズも豊富なのがタイルのよいところ。お部屋のイメージ、用途を考えてタイルを選んでみましょう。
高級感のあるストーン調や、古いレンガ風のブリック、ビンテージ感ある磁器タイルなど……タイルの素材によって、お部屋の雰囲気も素敵に変わります。
一般的には小さいサイズのイメージがあるタイルですが、大きいサイズも豊富です。600 角(598 cm×598 cm)や 300×600 角(297 cm×598 cm)といった大判のタイルを壁や床に設置すると、しっかりとした印象に。
2.目地材選びはじっくりと!
タイルを貼るとき、いちばん心配なのがカビによる黒ずみです。
特に「タイルそのものはいいけれど、隙間の目地材がよごれてしまうのでは……」というお悩みはつきもの。
この目地材の汚れ、やはり水による影響が大きいのです。親水性の高い素材では水がたまりやすく、カビの温床になってしまうことも。
そこで、疎水性の高い目地材がおすすめです。
水をはじく疎水性の高い素材を使用すれば、サッと拭き取るだけでお掃除も簡単。
また、定番の白だけではなく、黒やグレーなど の色を選ぶこともできます。色を工夫することで、経年劣化や汚れによる変色にも対応。
目地材には、疎水性が高く、汚れが目立たないものを!
設置場所に合わせたタイル選び+貼り方
ここからは、いよいよタイルの本領発揮です。
上記2つのポイントを踏まえて、それぞれのお部屋にオススメの貼り方をご紹介して いきたいと思います。
キッチン・水回り
水はねの多いキッチンの天板、洗面化粧台にタイルを設置することで、お掃除を簡単 に、さらに空間を明るくする効果が期待できます。水はねしても浸み込むことがないため、お掃除も手軽で、クロスよりも丈夫です。
ただ、やはり油や脂質による汚れは心配です。ガスコンロの近くや、キッチンパネル として貼るのであれば、艶ありの磁器タイルや炻器タイルがオススメ。
目地材も汚れの目立たない色味のものを選びましょう。
キッチンの清潔感を手軽にキープできます。
リビング
ご家族みんなで過ごしたり、お子様がお友達と遊んだり、ペットが走り回ったり……様々 な用途のあるリビングにも、タイルはオススメです。
吸湿効果のあるタイルを選べば、お子様のプレイルームを兼ねている場合にも最適!クロスに比べると汚れた場合のお手入れが手軽で、耐久性もあります。
また、壁面に貼ることでイメージを変えたいときにも。1面のみタイルを貼ることで、雰囲気を変えてみるのもおしゃれです。
※テレビ周りをブリック調タイルで彩ると、カントリーな雰囲気に。
ペットを飼っていらっしゃる方にとっては、消臭効果が期待できるのもうれしいポイントです。
階段・ホール
壁面全体を飾る場合にも、ワンポイントとして飾る場合にも、タイルは大活躍。
絵画のように一部分だけ設置することも、額縁のように設置することもできます。 また、飾り棚を設置する場合にも、お部屋と同じように使ってみてはいかがでしょうか。1つのアートとして、タイルのデザインで雰囲気のある空間を演出できます。
トイレ・ランドリー
吸湿性の高い陶器のタイルは、臭いがこもりがちな空間に最適です。
トイレに貼れば清潔感もあり、消臭効果も期待できます。また、タイルの模様や色を工夫することで、個性的な空間演出もできます。
※ガラスモザイクタイルなどは、照明の光でのきらめきが特に美しく、空間全体を明るく彩ります。
ポーチ・土間
ポーチや玄関ならば、床面に貼るのがおすすめで!
大きなサイズのタイルを床面に設置すると迫力があり、高級感も増します。床に貼ると、細かい溝に汚れがたまってしまうのでは……?という不安もありますが、こちらも目地材を工夫することで解決。 さらに、細かなざらざら感は冬の滑り止めにも一役買ってくれます!
まとめ
いかがでしたか?これらのポイントを押さえてタイルを活用すれば、お部屋がおしゃれな雰囲気にかわります。
気になるタイルの活用法があれば、ぜひチャレンジしてみてください!
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