晴れた気持ちのいい休日は、外に出かけたくなるシーズン。
今回はアウトドアにあまり馴染みのない方や、これから始めてみようという方に向けた外遊びのお話です。アウトドアが好きな「インゾーネの家」スタッフの立花がお届けします。
日常から非日常へ
家の中ですることを外で体験
アウトドアの楽しみ方はさまざまありますが、その一歩目として提案したいのは、日常、家の中ですることを外でしてみること。キャンプに出かけ、外でごはんを食べることから始めてみませんか。ちなみに僕は、車中泊のソロキャンプを楽しんでいます。管理されたキャンプ場ではなく、もっぱら野営地へ。渓流のあるシチュエーションが好きです。
受けとめるのは、風や水の音、土や緑のにおいだったり、太陽のあたたかさだったり。自然の中に身を置くと五感が開けます。また、時間がゆっくりと流れていくように感じます。そんな空間でごはんを食べる。お酒を飲む。本を読む。iPadで映画を観る。それはもう非日常です。
カセットコンロにフライパン
そろう道具でよし
いろいろ道具を買いそろえる必要があるのでは?と思われるかもしれませんが、そんなに気負わなくてもいいのです。炭火を起こすことにハードルの高さを感じるならば、カセットコンロを持参すれば解決(風よけは必要です)。調理にはフライパンがひとつあればよく、包丁の代わりはハサミにお任せ。大抵のことはクリアできます。
食材は家で下ごしらえしたものをタッパーに詰めていけば、調理の手間が省け、ゴミも減らせます。持っていくタッパーも大・中・小の3サイズにして、使ったあとスタッキングしておけば荷物の整理もできます。活躍してくれるのが、アルミ製の飯ごう・メスティン。肉・野菜を並べてすき焼きの味付けし、現地で煮込んで食べます。調理に万能で普段は弁当箱としても使えるスグレモノです。
それと、あれば重宝なのがポータブル電源。
僕はプロジェクターを持ち込み、布をスクリーンにして映画を観ようと企てているところです。
人は「体験」を多く積むことで幸せになる、と聞いたことがあります。だから僕は外で遊ぶ体験をたくさんしたいのです。加えて、ひとりで過ごす時間が増えると、夫婦仲良くいられることを実感しています。
非日常体験を、みなさんもぜひ!