家が片づかない、モノがあふれている…などの悩みを持っている方が多いのではないでしょうか。インゾーネの家の設計士・佐々木が、効率的な収納スペースの考え方をご紹介。ぜひ、参考にしてみてください。
物がいっぱい派?掃除キライ派?あなたはどっちのタイプ?
家を建てるときに「収納が欲しい」という要望が多くあります。その理由としてあげられるのが「物いっぱい」か「掃除キライ」のふたパターン。
物が多い方は、納戸のような大きなスペースがあると便利ですね。何でもいれておけるようなスペースを2階に設置するのをおすすめします。ただ物を整理する、処分するということも大切ですね。
次にお掃除が苦手、キライという方。共働きだったり、忙しい方が多いので、いかに効率的な収納位置であるかが大切になってきます。その場合、LDKに棚の付いた収納スペースを設けて、細々したものをいれておけるようにすると便利でしょう。できるだけ、出しっ放しにしないような収納位置が重要ですね。
すっきりしたキッチンを実現する収納
キッチンで人気なのが、食品などをしまい込めるパントリーですね。食品だけではなく、ホットプレートなど大きめの台所用品も収納できます。最近、パントリー兼パソコンスペースの要望も増えていますね。
私がおすすめするのは、キッチンのカップボードをダイニングまで、伸ばして長いキャビネット兼カウンターの設置。収納するのはもちろん飾ったり、パソコンしたり、勉強したり、フレキシブルに活用できます。
クローゼットのクロスは思い切って
ウォークインクローゼットは収納するところ…という考えではなく、ドレスアップルームとイメージしてみては。一日のはじまりで洋服を着替える時、テンションがあがるような空間づくりがおすすめ。柄物のクロスや濃いめのクロス、冒険して派手なクロスもいいですね。
収納のことを重視したインゾーネの家
12月17日まで公開している東区のN様邸は、効率的な収納を重視してプランニングです。収納ポイントをご紹介しますので、参考にしてください。
シューズクローゼット
ステンパイプやコートかけなど、毎日の利便性を重視したもの。ベビーカーや季節のものもスッポリと。※写真は同シリーズ施工例
パウダールーム
洗濯物を干して、しまっての動線を考えて。空いているスペースにはカゴなどを置いてフレキシブルに対応。
キッチン
キッチンをいつもキレイに保つためにはゴミ箱スペースのことも考慮にいれて。しまい込むことでスッキリ。
2階ウォークインクローゼット
洋服の量を考えた収納スペース。可動棚や姿見など、毎日の生活をイメージした収納設計が大切です。
>> 実際に見学したい方はコチラ
12/17日(日)までの公開となります。